004 この夏に夢を見るのさ

去年の8月12日、

「この曲にこの夏の青春全部込めてくださいね!」

っていう優斗の一言から始まったWアンコのHiHiJet(当時曲名)、

 

 

いつものローラーを履いてない5人がくるくると円になって回ってる姿は、ステージ上でキラキラと輝くアイドルの姿でもあって、

なおかつ等身大の男の子達の無邪気な青春の1ページ姿でもあって、

 

「ああ、この夏が永遠に続けばいいのになあ」

と思ってから早1年。

 

 

優斗くん、10代最後の夏はどんな夏になりましたか?

 

 

私は今年も例のごとく夏の亡霊になるのは変わりないのだけど、去年と圧倒的に違うことが1つ。

 

 

 

2019年の夏のHiHiJetsは、私たちにたくさん

「未来」

を意識させてくれた。

 

 

 

今年に入ってから、メディア露出も激しくて、たくさんのお仕事をもらって。

 

 

HiHiJetsとして音楽番組に出演したり、優斗に至ってはバラエティだけじゃなくて、ずっとずっと夢に見てた野球のお仕事オールスターの始球式に、WOWOWドラマ、連ドラ、ラジオのゲスト出演とたくさんのチャンスが与えられてきて。

 

 

まあ彼は元々スペオキスーパーエリート街道の人で、私が好きになった頃は既にアイドルとしての「ゆうぴー」が確立し始めてたけど、

 

それにしてもどんどん大役が降ってくるの、相当のプレッシャーだったんだろうなあって。

 

 

あんなにも太陽みたいなキャラクターの裏で、実は考え込んでしまう性格で、たまに人との関わりをシャットアウトしたくなるくらいの優斗だから、きっとたくさん悩んできたんだろうなってのは想像に容易いよね。

 

 

で、応援してる身としては、こんなにも一気に仕事が降ってきて、最初は勝手に

「世間に見つかってしまうなあ…」

って少し寂しい思いも正直あったし、

 

 

露出が増えることで良くないことを言う人が一定数出てくるのは仕方がないことで、

そういう意見を好きな人に見て欲しくないっていうエゴもあって。

 

 

 

でも、今ではもっと世間にHiHiJetsの魅力が伝わってほしいし、

優斗が一番輝ける場所で、優斗がやりたいお仕事ができるなら、もっともっとたくさんのメディアに出てほしいし、

 

なによりもこんなにもかっこよくて可愛くて全力投球で愛嬌に溢れる漫画の主人公のようなスーパーヒーロー髙橋優斗くんのこと、もっとみんな知って!?今見つけないと後悔するよ?!(なんでみんな優斗のこと好きにならないの??この世の中には髙橋優斗の魅力に気付いている人とこれから気付く人の2択しかないよね???)(急に圧)って思ってるよ。

 

 

 

そう思えたことの理由の一つに、

この夏たくさんのワクワクの未来を意識させてくれたことがあるんじゃないかなあって。

 

 

 

サマステに話を戻すと、

HiHiJets(曲)でステージの柵から顔だして煽るぶち上げオープニングに、おいサン歌い出しのシャープ気味でキュンが詰まったソロパートに、sugarの「おーんり ろんり らぁあ〜↑」っていう歌い方に、急に顔つきがふにゃふにゃになって暗闇の中で1人で一生懸命小芝居してるサマハニに、イエゴ前のインスト終わりでサングラス外す瞬間に、胸がキュッと締め付けられる清涼感に溢れたone kissとパステルカラーの衣装に、相変わらずおばかで休み時間覗き見してるみたいなMCに、胸キュンが苦手でついおちゃらけちゃうスキすぎてに、BTD以降のばちばちに決めるフード芸にポッケ芸に首筋の色気に、ソロの歌詞に沿って身振り手振り加える儚いあの白のペンライトに包まれた空間に、be my storyの落ちサビ前に一瞬の静寂が訪れた後のスクリーン5分割りのどエモ演出に、去年のンン億倍も色気が溢れてるyesに………

 

 

と語りだしたらきりがないのだけど、

今回一番印象的だったのはOh yeahからの新曲eyes of the futureの流れで。

 

 

Oh yeahの歌詞の中にある

「もう一度あの日に戻るとしても 同じ道選ぶだろう」

っていう歌詞を、今アイドルとして生きている彼らが歌うのが大好きなんだけど、

 

その後の、決意に満ちた表情で会場見渡しながらする優斗の挨拶、何回聞いても目に涙を溜めてしまったなあ。

 

 

 

「僕たちHiHiJetsには大きな夢があります。それは伝説のグループになるということです。

 

(中略)

 

ジャニーさんが選んでくれたこの5人(ジャニーさんの話出すのズルい)、そして、みなさんが好きになってくれたこの5人なら必ずできると信じています。

 

みなさんを伝説のグループのファンにできるよう、これからも5人で頑張っていきますのでよろしくお願いします。」

 

 

からの新曲、eyes of the future。

 

 

「目的地はそう brighter future」

「有望な未来しかないんだ」

「夢のままでは終われない」

「未完成の夢のリストに刻む俺らのhistory

「黙って見てろよ成功者」

 

って歌詞のあちこちに明るい未来しか見据えていない5人の姿が散りばめられてるの。

 

 

目の前にこんなにワクワクの未来予想図を広げられて、そのままほっとく人がどこにいる?

 

 

eyesの振り付けも、

ハイハイポーズしてマイクを握ったり、

落ちサビ前はさくちゃんのことを4人で指差してフェイクに持ち込んだり(これは確実にさくちゃんの加入によってHiHiJetsが完成したことを示唆する振りだよね)

 

一つ一つがエモすぎる。

 

 

あとね、HiHiJetsの「とっとと伝説なってやるわ〜卍」みたいなスタンスも推したいポイントなんだけど、

 

 

でもちゃんとファンのことも置いてきぼりにしないで、

「みなさんの好きになってくれたこの5人」

「みなさんのことを伝説のグループのファンにします」

って優しい顔してステージで言ってくれたの、嬉しかったなあ。

 

 

歌詞に「you & I 未来」って入ってるのは、

きっとyouがファンで、Iが彼らだよねって解釈にしておくけどオッケー?

 

 

 

それから、忘れもしない8/12公演。

 


ずっとずっと優斗調子悪そうだなあと思ってたけど、昼公演でついに喉を潰してしまったってレポを見て、それでもやってくる夜公演。

 

 

ただただ見守ることしかできないことに対して虚無に包まれてて、こんな気持ちで六本木に向かうことになるとはなあと。

 

 

夜公演。幕が開いても、いつもの「もっともっともっと!」も「OKラスト〜みんなで声出すぞ〜」もその他の煽りも、全部全部4人が言ってくれてて。

 

 

彼がアイドルでいてくれる、ステージにいることが当たり前ではないことに、夏通いすぎてて忘れがちな大切なことに気付かされたよ。

 

 


ソロのCandy差し替えも、咄嗟の判断でC&R曲にしようって引っ張りだしてきた5人の対応力に感動。

 

そやが「みんなびっくりしたでしょ〜〜!おっきな声でゆうぴーコールしてね」って言ってくれて。

 

 


グループって大事。

 

こんなにあったかくて対応力もあって支え合うことのできるHiHiJetsに、優斗がいてよかった。

 

 

グループに恵まれたね。

 

 

優斗の煽り声のないHiHiJetsのコンサート、正直心配で心が死んで前半呆然としかできなかったけど、この公演に入って5人のことがもっと好きになったよ。

 

 

Jr.内ユニットなんて正直いつ何があるか分かんないけど、

この夏見せてくれた、私が好きになったこの5人の描く未来を私は信じたいし、一緒に夢を追いたい。

 

 

 

いつか誰かとじゃなくて、この夏に夢を見てもいいよね?

 

 

 

六本木の夏は、きっと日本中どこよりもキラキラと輝いていて、とっても儚くて、ドラマチックで、最高に暑苦しくて。

 

 

そんな六本木で過ごす夏が、私は今年も大好きだったよ。心からのありがとうを。

 

f:id:perfect-peak:20190825023714j:image

 

2019.08.25 おしまい。